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足のかかとの骨をはじめとして足部にある骨の多くは、おおよそ5.6歳ごろまでに「形」がほぼ決定し、その後、軟骨から硬い骨へ置き換わる「骨化」がどんどん進んでいきます。このような「骨化形成」という視点で足の骨を考えると、今幼稚園に通園されている子供さんの年齢が一番大事な時期であるといえます。普段何気なく行っている癖や悪い姿勢の習慣化により、子供さんの骨の形が変形してしまうというのはたいへん不幸なことです。骨の枠組みが歪んでも矯正することは可能ですが、骨そのものの形が歪んでしまった場合は一生元には戻りません。最適な成長・発達を遂げるために、骨化形成の大事な時期をどのように過ごせばよいのかを、多くの写真・イラストを見て頂きながらの講演となりました。 -講演スライド集、最初のスライドより-
■講演内容:成長期の子供の足について、観察のポイント、注意・指導のポイントを解説。正しい歩き方の効能とその実践。他に、日常生活での不良姿勢(立ちかた・座りかた・寝かた・食事の際の噛みかた等)が、どのようなしくみ・過程で「不定愁訴」及び「容姿の変化」をもたらすのか、生体力学の立場からやさしく解説。
(お断り:講演会に参加されていない一般の方より、スライドを見たいとのリクエストがありました。今回PowerPointで作成した講演スライド(80枚)は、Web上で容易に公開することが可能です。しかし、現状では著作権が保護されないので控えさせて頂きました。すいませ〜ん。(^_^; ) |