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私のインフルエンザ観/栄養のおはなし/京都南カイロプラクティックWeb

私たちは毎日の食事で年間4kgに及ぶ有害物質
(合成化学物質や有害ミネラル)を摂り続けるそうです。
自給自足でもしなければ健やかに過ごすことは出来ないのでしょうか。

私たちは汚染された大気を呼吸しないわけにはゆかず、汚染された水を飲まずに済ませることもできず、汚染物質の生物濃縮された食品を食べないで生活することもできません。従って汚染物質、特に水銀・鉛・アルミニウムなどの有毒ミネラルが次第に体内に蓄積してゆく可能性が多分にあります。そこで有毒ミネラルが体内にとりこまれても、毒性が発揮されないように解毒し、またできるだけ早く有害ミネラルを体外に排出してしまえば、健康を保つことができます。このようなことが食事の注意で充分可能なことが判っており、栄養学的解毒と呼ばれています。産業重視、利潤の追求がなによりも優先される日本国に住んでいる以上、私たちは自分の身体を守る為に自分自身で努力する必要があります。

(以下、資料提供:『予防医学ニュース』/杏林予防医学研究所)

■ 体内解毒 ■

1.亜鉛の補給

1)亜鉛の多い食品を選ぶ。
2)亜鉛の吸収をさまたげる要因をさける。
フィチン酸:フィチン酸は亜鉛と結合して不溶性となり吸収を妨げます。フィチン酸はぬか、ふすまに多いので胚芽米がよい。
カルシウム:カルシウムを沢山とると亜鉛は吸収されません。
アルコール:アルコールは亜鉛の吸収を妨げます。

2.セレニウムの補給

普通の食品から解毒に必要なほどのセレニウムを補給することは無理です。セレニウムを含むサプリメント等から補給する以外にありません。

3.ビタミンEの補給

普通の食品から解毒に必要なほどのビタミンEを補給することは無理です。天然型のビタミンEの健康食品で1日400〜1000I.V.補給する必要があります。

上記以外に、肝臓での解毒を促進するため、銅、バイオフラボノイド、マグネシウム、ビタミンB群、葉酸、ビタミンC、ビタミンAといった多くの栄養素が必要となります。また、グルタチオンは最も重要な抗酸化保護効果を肝臓に与えます。

■ 体外排出 ■

1.含硫アミノ酸

含硫アミノ酸とはメチオニンとシスチンのことです。これらのアミノ酸は体内の有毒ミネラルと強く結合して有害ミネラルの体外排出を促進します。

これらの含硫アミノ酸を豊富に含む食品を選ぶことが大切です。
穀類:オートミール、ふ
豆類:大豆、ゆば、小豆、そら豆
種実類:ゴマ、ピーナッツ
野菜類:-
海藻類:あさくさのり
果物類:-
乳卵類:鶏卵、チーズ
肉類:レバー、牛、豚、羊、鶏肉
魚介類:かつおぶし、さんま、とびうお、まぐろ、ます、さけ、かつお、いわし、あじ、しじみ、赤貝、ホタテ貝、えび、かに

毎日の食事で不安な方はサプリメントで補うといいでしょう。含硫アミノ酸(メチオニンとシスチン)を含む必須アミノ酸9種と非必須アミノ酸9種、マグネシウム、 セレニウム、 亜鉛、ビタミンB群、 ビタミンC、 ビタミンE が豊富に入った「アミノキレート」が杏林予防医学研究所/(株)ニューサイエンスから販売されています。

2.発汗

一般的にいって有害ミネラルは尿中に排出される量があまり多くありません。従って運動、入浴等何れかの方法でもよいので1日に30分から1時間全身から発汗することが大切です。

■ 吸収阻止 ■

有毒ミネラルは経口的に体内にとりこまれることが多いのですが、たとえ有毒ミネラルを食べても吸収されなければ食べなかったのと同じことになります。食事の工夫で有毒ミネラルを吸収されないようにすることができます。

1.アルギン

アルギンとはコンブその他の海藻の細胞膜成分であって栄養価はありません。しかし胃腸内で有毒ミネラルを吸収し、それらの吸収をさまたげる働きをもっています。

2.ぺクチン

ぺクチンとは果物に含まれている不消化成分であって栄養価はありません。このぺクチンは加水分解されるとガラクトロン酸になり、有毒ミネラルと結合して不溶性になります。その有毒ミネラルは吸収されなくなります。ぺクチンを豊富に含んでいる果物はミカンとリンゴです。ただ普通に食べるミカンの実には含まれておらず、皮と白い内皮に含まれています。これらのぺクチンは何れも加熱された方が加水分解をうけやすく、有毒ミネラルの吸収を妨げる点で効果的です。

注意:アルギン、ペクチン以外でも栄養価のない不消化な多糖類、例えば寒天やこんにゃく等にも胃腸内で重金属類を吸着し、吸収させない効果があるようです。これらの不消化多糖類は重金属と不溶性の結合物をつくり、吸着する性質がありますが、人体に有害なミネラルだけを選んで作用しているわけではありません。従ってこれらを大量に長時間とりつづけると人体に必要な必須ミネラルの吸収も妨げることになりますから注意しなくてはなりません。

■ 健康な解毒システムの構築を目指す ■

化学物質が詰まったこの世界では、健康な解毒システムが最重要であることは言うまでもありません。多くの人々は、食品に含まれる潜在的な毒素やOTC(市販薬)、あるいは処方箋薬を摂取しています

こうした毒素の攻撃をかわすには、栄養素と食物繊維の豊富な食事を摂ることが大切なのです。残念ながら多くのアメリカ人は、これら化学物質を解毒する力が十分に発揮できないという程度の栄養素欠乏に陥っています。

Nutrition Report(“Nutritional Elements of the Total Diet Study”)1992年5月号に掲載された米食品医薬品局のプログラムに関する記事では、ある種の栄養素が食生活に不足していることを指摘しました。

最も不足しているのがカルシウム、マグネシウム、銅そして亜鉛です。他の研究では、人口の約80%がマグネシウム不足に悩んでいるということが分かっています。

栄養素が不足すると解毒過程は遅くなります。葉酸、あるいはビタミンB12の不足は、メチル化と呼ばれる解毒過程を妨げてしまいます。ビタミンB2、B5、あるいはビタミンCが不足した場合、アセチル化が阻害されるのです。亜鉛、セレニウム、ビタミンB2あるいはグルタチオン不足では、グルタチオン抱合(アセトアミノフェン、ニコチン、有機リン酸塩を解毒)を遅らせるかストップさせてしまいます。従って、重要な栄養素の補給は大切なことなのです。カルシウムのほかに、マグネシウム、クロム、亜鉛や銅、ビタミンC、B複合体、セレニウムとビタミンEの併用は良い影響を与えます。タウリンやメチオニンのようなアミノ酸を含むイオウも有効なものです。

■ ファスティングとは ■

ファスティングは昔から行われてきた効果的な体質改善プログラムです。英語で朝食の事をブレックファーストBREAKFASTといいますが、これは字の如くFAST(断食)BREAK(破る)というキリスト教的な言葉から由来します。

ファスティングの目的

1.胃腸を休めることにより、胃腸の活性化を促す。

2.からだに蓄積された有害物質や老廃物を速やかに排泄する。

3.脂肪を燃焼させることにより、余分な体重を減らしたり血液の循環をよくする。

ファスティングの10の効果

1.病気を早く治す アメリカではガンの治療にも利用!

ファスティング中は、食べ物を代謝するために費やされていた体内の莫大なエネルギーが、免疫系と組織を再生するためのプロセスに回されます。そのため、弱くなっていた組織から有害物が取り除かれるほか、腫瘍やポリーブになりかかっていた病的な細胞が正常な細胞に戻るためのチャンスが与えられます。アメリカではガンの治療にファスティングが利用されているほど。また、ファスティングは、細胞の壊死をくい止め、老化を遅くする効果も発揮します。

2.臓器を休ませる 働きすぎの内蔵をリフレッシュ!

胃や十二指腸、大腸、膵臓、肝臓、腎臓は、食品に含まれるたんぱく質や炭水化物、脂肪の代謝を行います。脂肪の多い食事や、食べすぎは臓器に負担を与え、代謝物が通過するときに炎症を起こすもとになります。ファスティングをすると、消化器系は休息を与えられて、その分、きれいになります。炎症が起きていた組織は再生され、栄養素をよく吸収するようになります。

3.血液をきれいにする 余分なコレステロールを追い出す

脂肪の摂り過ぎやミネラルのアンバランスは、血中のコレステロールを必要以上に増やし、血液の流れを悪くして、心臓病や脳卒中などの原因となります。疲れやすい人、冷え症や肩こりなどがある人は、要注意です。ファスティングは、血液から余分なコレステロールを取り除き、血液をサラサラにするうえ、代謝を活発にします。

4.肝臓をきれいにする 飲み疲れのお父さんにもおすすめ

肝臓は、アルコール、薬、食品添加物、重金属の解毒に働く器官です。加工食品や脂肪の多い食事は肝臓に負担を与え、肝炎や脂肪肝、肝硬変などの病気にかかりやすくなります。ファスティング中に、肝臓に畜積された有害物が解毒され、傷んでいた組織が修復されるので、肝機能は正常に戻ります。

5.大腸をきれいにする こびりついた宿便をきれいさっぱり取り除く

大腸は、食物の残りかすや老廃物が通過する最終コーナ−です。脂肪の多すぎる食事やストレスなどによって便秘がちになり、排泄物が大腸にとどまったままになっていると、死んだ細胞や老廃物が固まって、腸壁にこびりついてしまいます。これが宿便で、大腸ガンや過敏性腸症候群、痔などが起こりやすくなります。ファスティングは、宿便を取り除いてくれます。そして、ファスティング後は脂肪が少なく、食物繊維が豊富な食生活を心がけることで、腸の健康を守ることができるのです。

6.理想の体重を保 体重は適正でも"隠れ肥満"ではダメ

ファスティングは単なるダイエットではなく、汚染された体をきれいにする方法です。ですから、食生活を改善せず、体重だけ減らそうとしても、あまり意味がありません。肥満とは、皮下脂肪や体脂肪率が多すぎる状態のこと。たとえ適正体重であっても、体脂肪率が高い人は「隠れ肥満」と言えます。ファスティングは、成人病の原因となる体脂肪を燃焼させて代謝を活発にし、本当の意味での理想的な体重を実現するのです。

7.毒物を排泄する 汚染された体を元通りに蘇らせる

私たちの体には、化学物質、重金属、薬物など、正常な代謝の妨げとなる有害物が想像以上に蓄積しています。神経系、免疫系、内分泌系などが有害物の影響を受けやすく、痴呆、自開症、てんかん、アレルギー、糖尿病、自律神経失調症などの原因となります。これら有害物は脂肪に蓄積しやすく、ファスティングによって脂肪が少なくなると、有害物の排泄が促進されます。そのため、組織の働きが正常になり、さまざまな病気からの回復も早くなるのです。

8.感覚を鋭敏にする 食べ物が以前よりおいしく感じられる

ファスティング後は、舌を覆っていた老廃物や化学物質のかすが取れて、食べ物の味がはっきりわかるようになります。味覚だけでなく、視覚・聴覚などの五感や知性が研ぎ澄まされ、心の状態も穏やかで清澄なものになります。これらは、それだけ体が健康になったことを示しています。

9.呼吸をきれいにする よごれきった肺も新鮮きを取り戻す

大気汚染やタバコの煙などで、私たちの肺は相当なダメージを受けています。ファスティング中、体内のエネルギ−が肺の細胞を修復するプロセスに費やされ、肺がきれいになります。呼吸がスムーズになり、体全体への酸素の供給もスムーズになり、各細胞のエネルギーを生み出す力がより強くなります。

10.免疫力を高める アレルギーの人にも効果的

臓器が体まると、白血球が活性化し、感染やガン細胞の増殖を抑える働きをします。また、ファスティングは化学物質や重金属を解毒し、消化を正常にするので、アレルギーの緩和にも役立ちます。アレルギーは、消化が不完全な場合に起こりやすくなるので、胃腸の状態を改善するファスティングがとくに有効なのです。

 

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